よこかんみなみでは、周辺環境への影響をできるだけ小さくし、横浜市域の貴重な自然を守るため、平成7年度から緑化に関するさまざまな検討を開始しました。
現在は、よこかんみなみを緑化する活動《グリーンプロジェクトよこかんみなみ》に取り組んでおり、事業予定地などで、
沿線地域で採取した樹木の種子から多くの苗木を育てています。
また、地元の子どもたちと社員が協力して植樹を行う「エコ体験会」を開催し、地域の皆さまと共に<エコロード>の実現を目指しています。
可能な限り緑化 | のり面、開削トンネルの地上部、換気所周辺、環境施設帯※など、建設する道路の周りに、できるだけ多くの緑を植えます。 |
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郷土種を主体に | 主に沿線地域で採取した苗や種=郷土種を育成して緑化に利用することで、地域の生態系への影響をできるだけ小さくします。 |
樹林を早期復元 | 工事によって伐採してしまう樹木を、できるだけ早く復元するため、今から苗木を育てています。 |
資源を有効活用 | 伐採した木や掘り取った表土(植物の生育に必要な有機物を多く含む表層土壌)も、処分せずに緑化のために再利用します。 |
※環境施設帯:沿道の生活環境保全を目的に、幹線道路の車道の外側に植樹帯や歩道・自転車道などを設ける道路の部分のこと。
※マルチング材:保温や保湿、雑草防止などのために植物の根元を覆う材料のこと。
※NEXCO緑化技術センター:(株)高速道路総合技術研究所が所有する研究機関。環境保全や緑化に関する研究を行っています。