『エコハイク(エコロードハイキング)』とは、横浜環状南線や横浜横須賀道路での環境保全の取組みを見学しながら、ハイキングするもので、11月に2日間開催しました。2日とも晴天に恵まれ、合計26名の方にご参加いただき、高速道路の環境保全対策の見学や、ハイキングを楽しんでいただきました。
内容は、景観に配慮した色で塗装された橋梁/橋梁下の空間を利用したビオトープ(動植物が生息できるよう人工的に環境条件を整えた空間)/希少植物の移植状況/切土や盛土のり面の樹林化状況/騒音計を用いて遮音壁の遮音効果の計測/地域性苗木(周辺の生態系や生物の多様性を守るために、沿線地域の樹木の種や発芽したばかりの苗を採って育てた苗木)による植樹状況/調整池における自然遷移の状況/ホタル水路の整備状況などについて見学していただき、現在の横浜環状南線事業の概要や工事の状況も説明させていただきました。
また、途中で高速道路の環境保全について、楽しく身近に感じていただけるよう、エコロードや動植物に関連したクイズを出題しました。最後にアンケートにお答えいただき、「道路建設に際して、自然環境に配慮していることを理解できた。他の現場を見る機会をつくってほしい」「ホタル観賞をやってほしいです」「身近にこんな自然があり、また歩きたいと思いました」など、いろいろなご意見・ご感想をいただきました。
今後もこのような活動を通じて、沿線の生活環境や自然環境と共存共生できる高速道路づくりを目指してまいります。