〈エコロード〉とは、「環境への影響を緩和する」「自然環境を創出・復元する」という2通りの方法で、自然にやさしい道づくりを行うことで、〈エコロード〉の取り組みを見学しながらハイキングをする『エコハイク(エコロードハイキング)』を行いました。
4月21日(土)と25日(水)に予定していましたが、残念ながら25日は天候が悪く中止になりました。21日は天候に恵まれ、このホームページや広報紙などで募集した17名の方にご参加いただき、釜利谷ジャンクション周辺で取り組んでいる自然環境保全対策について見学していただきました。内容は、景観に配慮した色で塗装された橋梁・橋梁の下の空間を利用したビオトープ(動植物が生息できるように人工的に環境条件を整えた空間)・希少植物の移植状況・切土や盛土ののり面の樹林化状況・騒音計を用いて遮音壁の遮音効果の計測・地域性苗木(周辺の生態系や生物の多様性を守るために、沿線地域の樹木の種や発芽したばかりの苗を採って育てた苗木)による植樹状況・調整池における自然遷移の状況・ホタル水路の整備状況などについて見学していただき、また現在のよこかんみなみの事業の概要や工事の状況も説明させていただきました。
また、途中で高速道路の環境保全について、楽しく身近に感じていただけるよう、〈エコロード〉や動植物に関連したクイズを出題しました。最後にアンケートにお答えいただき、いろいろなご意見・ご感想をいただきました。
今後もこのような活動を通じて、沿線の生活環境や自然環境と共存共生できる高速道路づくりを目指してまいります。
■参加いただいた方からのご意見・ご感想(一部)
・他のハイキングルートを歩いてみたい
・お天気も良くて楽しい時間を過ごさせていただきました
・また企画して
・工事現場をみたい
・シールドマシーンの見学ができると楽しいのですが…今日は天気が良く、新緑もきれいで楽しいエコハイクでした
・騒音測定が面白く、わかりやすかった
・道路の開設、維持管理だけが御社の業務と思っていたが、周辺環境に対する配慮に感心した